8年前に100本買えたジュースが、今は80本しか買えない?

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食料の消費者物価指数の推移(2012年~)


生活必需品(特に食料品等)の価格は年々上昇している

⇒2012年から現在まで食料全体の物価指数は13%も上昇している

 

ということは・・・

10,000円で100円のジュースが100本買えていた

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現在は88.5個しか買えない

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消費税は8&(2014年)、10%(2019年)と上昇

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税込み105円だったジュースは現在税込み124.3円(18.3%)

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10,000円で80本し買えなくなっている・・・

 

現金の価値は実質的に落ちていて、

「現金」という資産はジリ貧になる資産なのか。。。

「投資すれば倍になりますよ」って話

大手ファンド会社の投資信託でも実績が高いものはいくつ多数存在する。

僕が前から保有している投資信託は年間+60%、もう一つは年間+75%の成果。

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1年間で+60.3%

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1年間で+75.3%

日々いろんな人と会って投資や資産運用の話をしていると、巷では「倍になる投資」とか、「月利〇%保証の運用」とか聞くことがある。中身はFXや仮想通貨や事業投資等らしい。僕が投資の情報を収集するようになってから20年程経つが、この手の話でずっとうまくいっているのを見たことがない。どこかで必ず大損するか、引き出せなくなるか、最悪返ってこないことが多いようだ。

●元本リスク⇒最悪ゼロになる

流動性リスク⇒すぐに換金できない事も多々ある

●信用リスク⇒仮想通貨や投資先の事業が破綻する可能性がある

●トラブルリスク⇒人を介してくる話だと紹介者とトラブルになる

金融商品的な立場で考えるとリスク高過ぎでは?

 

一方で、写真のように大手のファンド会社が運用していて、+何十%も成果を出している投資信託も数多くある。

 

よくわからないけど詐欺みたいな話で+50%~倍を狙うなら、自分の証券口座内で管理できて実績ある大手ファンドの投資信託で+数十%を狙った方が良いと思う。

超低金利時代

●銀行に預けていても増えない(ATM手数料等考慮すると、むしろマイナス)

バブル崩壊前は銀行に預けていれば安心、安全で普通預金でも年利3~5%の金利がついた。国債を買えば年7~8%の時代もあり10年で2倍になった。

●1995年以降、預金金利はほぼゼロに。

●日本の債務残高は1,200兆円にも膨らみ、国の支出の役1/4は国債金利負担となっている。

金利が上がると国の金利負担が増えるため、国としては金利を低いまま維持したい。

⇒今後も相当長期にわたって預金金利はほぼゼロの可能性が高い

日本と欧米諸国の、お金に関する時代背景と比較

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家計の金融資産構成


●日本は欧米諸国と比べると現金・預金の比率が高く、有価証券投資の割合は著しく低い。

 

●日本では金融やお金に関する教育体制は十分ではなく、「お金の話」は慎むとされる文化があり、お金のことを学ぶ機会も少ない。

 

●「投資」は、難しい、怖い、怪しいというイメージがあり敬遠されがちである。その割に「元本保証」や「高利回り」という謳い文句に騙されやすく、金融リテラシーは先進国の中で相対的に低いとされている。

 

●昭和の時代は財テクなど考えなくても真面目に働けば給料はどんどん上がり、お金は銀行に預けるだけで増え、それで良しという時代だった。しかしバブルが弾けて以来、そうではなくなってしまった。

 

現代では投資や金融、お金に関する知識は、インターネットや一般書籍、プロの人から聞く等、情報をみずから取りに行くことはいくらでもできます。

 

僕もプロとして勉強の毎日ですが、金融業界に十数年いた経験を活かして、真面目に「投資」や「運用」に関することを多くの人にお伝えできたらと思っています。

公募株式を買うメリット

今回JAL(9201)が公募増資を行い、新株発行と既存株主が保有する株式の売り出しを行いました。


企業側は新株発行もしくは既存株を売り出して資金を調達する訳ですが、この株式を買う投資家側のメリットとは…?


①市場価格の数%割引で買える

11/18の終値は1,976円ですが、公募株式は1,916円で買えます。


②手数料無しで買える

1,000株の場合、1,000株✖️1,916円=1,916,000円

で買付手数料無しで買えます。


そして売却可能日は11/25です。


つまり今1,976円ですが、11/25以降に1,916円まで下がらなければプラスです。


JALはコロナのニュースの影響を受けやすい銘柄で難しいケースではありますが、人気の銘柄や優良なリートの公募株式は勝ちやすいです。

 

証券会社で申し込みできるので試してみてはいかがでしょうか。

大統領選挙前後のトレード戦略

11/3の大統領選は世界中が注目するビッグイベントで、株・債券・為替等のマーケットもどっちにいくのか予想が難しく、世界中のトレーダーが結果を待ち構えている状況でした。


買いか?売りか?どちらかに確信が持ちにくい状況でしたが、「上か下かどちらかに大きく振れそうだ」という点は予想するトレーダーも多かったと思います。

 

そこで有効な手段としてオプション取引のストラングルの買いという戦略があります。


ストラングルの買い:コールオプション(株が上がれば上がるもの)とプットオプション(株が下がれば上がるもの)を両方買う戦略です。

 

うまくいけばコールかプットのどちらが倍以上(凄い時は10倍〜100倍)の値段になり、トータルで勝つ戦略です。

 

例:

・コールを50円で買う→200円に上がって利確

・プットを50円で買う→20円に下がって損切り

→トータルするとコール+150円とプット-30円で、+120円の勝ちになります。

 

マーケットのイベントで、どちらかに大きく振れそうだという局面では、「ストラングルの買い」を継続して検証してみたいと思います。

ブログ はじめました

kabu1010と申します。

大学卒業後、大手証券で営業、金融商品の組成、投資銀行業務、ディーリング、マーケティング、法人部等を経験し、日頃から相場動向や金融業界の動向をみていくなかで、思った事を日記を書くように綴っていけたらなと考えています。

よろしくお願いします。